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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

ジャン・ヌーベル展

東京オペラシティ・アートギャラリーの「ジャン・ヌーベル展」に行く(ジャン・ヌーベルは建築家)。ポンピドゥの巡回展らしい。今まで見てきた建築展にはあった、図面や模型は一切無い。真っ黒な空間の中に浮かび上がるCG、25メートルあるというスクリーンに映し出される写真など、空間自体が魅力的で、かつジャン・ヌーベルらしいと思った。
展示の終わりにジャン・ヌーベル事務所のスタッフの写真が展示されていたが、ざっと見たところ200人はいるように思われる。ジャンの、膨大な仕事の量と質、プログラムなどは彼ら優秀なスタッフ抜きに考えられることではない。日本の、アトリエと称される設計事務所でこれだけのスタッフがいるところは無いはずだ。日本の「アトリエか、大手か」という二元論的な考え方はどうなんだろうな、などと漠然と考えさせられる。

>12.14追記 いつだかのCasaによるとスタッフは約120人らしいです。展示されてたのは元スタッフとか含んでたかも。