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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

夜と霧

夜と霧」(監督:アラン・レネ)をみる。現在と過去のアウシュビッツ収容所の映像を交互に見せる、30分ほどのドキュメンタリー。
生首や、何十人もの死体をブルドーザーで運ぶ映像に目を背けそうになるが、そこに人間をただモノとして扱うという機能主義的側面を感じる。そもそもホロコースト自体が優生学的発想であり、機能主義の行き着く先だったのだろう。
それはともかくとして、なんと言うか、言葉が出ない。同じ人間の行ったことなんだよなぁ。なんだか現実感が無いのだけど、でも受身でいられないような、そんな気分。