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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

分類

TOTOの建築マップなど建築を紹介している本はおおむね建築を地区別に分類し紹介している。やはり「建築マップを持ち歩いて建築を見に行く」というガイドブックとしての需要に応じたからで、言い換えれば建築はどうしても場と切り離せないものだからだろう。でも、磯達雄さんも言ってたのだがもっと他の分類法があるんじゃないかと前々から思っている。その点ではWEBの建築マップではGENERATORというプログラムで都道府県だけでなく「設計者」「用途」別の検索ができる。例えば「安藤忠雄」で検索すれば登録されている安藤忠雄の建築が表示されるという具合だ。でもなんとなく私が思っているのはそういう分類ではなく、例えばはてなダイアリでいう「キーワードを共有する日記」みたいなのがあったりするんじゃないかなぁと思っている(それがどういうものかは分からないけど)。
そういうことを考えるのは、たしかに建築は「行ってみないとわからない」のだろうけど、今日、建築は実体であるというより情報としての性質が大きいように思っているからだと思う。