ケータイと建築
10+1で今村創平さんがこんなことを言ってた。
ゼネコンの手がけた建物を見ると、携帯電話を作るようにビルを作っている気がしてしまうんです。 (中略) 売れるから、モードだからという理由でビルをデザインし、自動生産的にテクノロジーが流れていく。*1
「携帯電話」というキーワードにピンときた。というのは対談の内容とは少しずれるのだが、六本木ヒルズの森タワーを見るたびに丸みをおびたカタチや色などデザインがケータイみたいだなと思うことがあるからで、建築、特に高層ビル(特に高層オフィスビル)のデザインはまるで携帯(移動)電話のデザインの変化にあわせて変化しているように見える。別にたいした根拠があるわけでもないのだけど、こういうのを見るとよく思う。