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mezzanine

開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

リアルサウンド〜風のリグレット〜

雑記

半月前に「飯野賢治リアルサウンド」について書いたけど、何年も前の記憶を元に書き晒すのもナニなので久々にやってみた。
一応解説すると、世界で初めての「音だけでプレイする」ゲーム。シナリオを追って、ところどころで主人公の台詞を選んで進めてゆく。画像は一切無い。
脚本は「東京ラブストーリー」や、最近だと「愛し君へ」の脚本を手がけた坂元裕二。あえてジャンルわけするとラブストーリー。
やってみて…率直にいって、すごく良かった。以前これをプレイしたのは高校1年か2年のときで(もう7年も前か)、そのときは内容がよく分かってなかった気がする。若かったなぁ俺。(そのとき中学生だった弟はプレイしながら寝てたんだけどね)
今やると主人公の歳に近いこともあり(主人公は就活中)ストーリーに引き込まれ、少しだけやるつもりだったけど一気にエンディングまでプレイしてしまった。自分の選んだ選択肢でストーリーに変化が生まれるので、台詞ひとつにすごく悩んでしまったり。長めの映画に主人公として自分が参加してるような気分。
ムーンライダース鈴木慶一さんの音楽も秀逸(さすが!)で心に残る。ちょうど場面が夏なので、発売された頃にプレイして意味が分からなかった方も、今ひっぱりだしてやってみるといいんじゃないかと。(セガサターンの中古だと安い)
ゲームという枠にとらわれない…というか、ゲームの可能性を広げる可能性があったゲームだと思う。当時はFFの発売もあって、「ゲームが映画を超える」とかそういう話題が流行だったけど、『映画とゲームとどっちが上』とかそういうくだらない議論でなく(そもそもゲームのグラフィックのクオリティがどんどん上がってゆくことが映画の何と比較されていたのだろう、ストーリーにグラフィックが追いついたということか?)、読書でも映画でもゲームでもない新たな器を生み出す可能性があったんじゃないかと思う。言いすぎかな。それだけに、当時2作目・3作目も予定されていたが(ちなみに2作目はホラーの予定だった)、今になって、それらが発売されなかったことが惜しまれる。
このことはまたどっかでちゃんと整理して書こう。