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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

カイロ・イスラム地区

カイロは世界遺産にも登録されているイスラム地区が良かった。単純に、西欧的な価値観でないものが集合するということ、まぁその詳細はモスクだったりただ組積でできたビル・住居群だったりするわけだけど*1、それらが都市という圧倒的なボリュームで目前に迫ってくる感じがたまらん。さすがカイロ首都圏がアフリカ・中近東最大というだけはある。
三年ほど前の『10+1』でメキシコのグナファトと東京を比較し、画像処理を施して「素材の違いを消してみると、両者は意外に同じように見える」といい、両者が「近い構造を持っている」と結論付けるが、なんとなくカイロでも同じことをやってみた。

けどなんだか詭弁だな。

*1:イスラム地区に限らないが、RCでラーメンを組んでその間の壁をレンガで埋める構法をとる。ところでエチオピアでは近代的な中層のビルは床もレンガでつくっていたのだが、抜けないのかなとか気になる。