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mezzanine

開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

山本理顕さん(の建築)が過去から現在まで面白いなと思えるのは、制度(家族という制度から社会システムまで、特に前者)に対する批評性を有する建築や空間を見せてくれるからだと思っている。
山本さんの建築には80年代後半から90年代にかけて屋根や鉄骨など現在からすれば過剰ともいえる表現が見えるけど、それでも今なお建築表現の強度を失わないのは、その建築の持つ抽象性というかダイアグラム自体が十分な批評性を持つからだろう。
そしてそれがプリミティブな形式の集落を観察したことによる、家族とか集落の構造なんて人間の生活の根源的なところから持ってきてるから、時代を超えてなお有効なのかなと思うことがある。