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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

旅先でマクドナルド

海外に出ると一度はマクドナルドなどのファーストフード店に行くのだがそれがちょっとした楽しみだ。
旅先でまでマックなんて、現地の食事を楽しめよって思わそうだけど、こういうファーストフード店は「どこのお店でも同じものを食べられる」という考えで展開しているだけに、逆に地域の差がはっきりと表れていように思えるからだ。
簡単な例では宗教上の理由でハンバーガーの肉に牛肉を使用してないとか、ベジタリアン用だとか。インドでは野菜のかき揚げみたいなバーガーがあって面白かった。

無理やり建築に話をつなげるならば、建築のモダニズムって考え方だって同じような捉え方ができるのか…?
日本ではモダニズムは、建築をひとつのゲームとして、言い換えれば建築を「批評性」という地平で捉えるきっかけに繋げたんだと思っているのだけど(そういうこと隈さんが言ってたんだっけ、忘れたけど)、海外ではどうなんだろう。
ゲームとして建築を捉えるのはとても面白くて、それが学生がやってるようなコンペの面白さだと思っているけど、それが逆に建築を現実という地平からはるか遠くに遠ざけることになってるように思っていて、その辺の両者の乖離を見直さないとまずいのかどうなのか。(ああ話がとんだ)
そういう話をするならもっと勉強してからだと思うけどそういう視点で海外と日本の建築の差なんてのを見ていきたいなという備忘録。

ところでエチオピアにはマックは無い。