mezzanine

開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

建築マップの愛媛県インデックスリニューアル

建築マップの愛媛県インデックスにGoogle Mapsを導入しリニューアル。
ここのおかげで、Google MAPS APIを使ったプログラムを簡単に作れるようになったので、早速作ってみた。
http://www1.linkclub.or.jp/~ida-10/ehime.html
とりあえずこんなもんでしょ的愛媛建築・街並みセレクション30選。まだ行ったことがないところもけっこうある。愛媛県の建築巡りについてまとめてみると、

道後温泉松山城といった松山観光の定番ついでに建築を訪れられる。坂の上の雲ミュージアムのほか、市の中心部には県庁や萬翠荘など明治後期〜昭和初期の近代建築がいくつかある。

坂の上の雲ミュージアムは、現在、安藤忠雄最新の建築。まだ訪れてないけど、氏の建築でも異色な感じ。エリエールスクエア松山は安藤建築の中ではそれほど有名ではないしアクセスしづらいけど、入場無料の気持ちいい美術館。西条市光明寺も訪れたい安藤建築。

松村正恒の建築を見たいなら愛媛へどうぞ。要レンタカー。日土小学校はDOCOMOMOより日本の近代建築20選にも選定された、山の中の小学校。松山市内に松村氏の建築が多いのも、今回調べるまでそれほど知らなかった。

どういう縁なのか知らないけど長谷川逸子の初期の小粒な建築が多いのです。ミウラート・ビレッジ(三浦美術館)は周囲の環境が良くお勧め。掲載した以外にもまだいろいろあり、例えば「松山・桑原の住宅」は1980年竣工の、長谷川逸子の重要な住宅建築のひとつ。
こんな感じか。
一般的には、香川で丹下・谷口・安藤建築を堪能した後、松山まで足を伸ばして温泉に入って帰るコース(2泊3日)や、広島観光ついでに瀬戸内海をフェリーで渡り松山へ、というせとうち堪能コース(2泊3日or3泊4日)がいいんじゃないかと。
ちなみに、松山ITMビル(伊東豊雄)のあるところは小中学校の学区内。上京までこのあたりで育った。

(2008.2.9追記)
内子町にある大瀬中学校(設計:原広司+アトリエファイ建築研究所)を入れるのを忘れた。大瀬中学校は、GA Japanの第1号に掲載されている大江健三郎の母校。何やってるんだ俺。