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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

アートと都市と -横浜トリエンナーレ2008始まる


今日から横浜トリエンナーレ2008が始まった(-11月30日)。3年に一度のこのイベントだが、多数の会場で実施されることと、トリエンナーレに誘発されて様々なアートイベントが様々な場所で同時多発的に行われることに注目している。
こうした様々な場所で行われるイベントは、イベントのみならず、駅から会場までの移動の時間だったり、会場をハシゴしたりする、その間が楽しい。今日歩いたところを羅列しても、馬車道駅で降りて、BankART Studio NYKに寄って、帝蚕倉庫や海岸通の団地を横目に見ながら赤レンガ倉庫まで歩き、それから平田さんの「イエノイエ」に寄って、MM21地区の夕景を見て、みなとみらい駅に戻るという行程。横浜は新旧の建物や地区の対比や変化がダイナミックで、いろいろ思うところはあるものの、見ていて飽きない。
横浜トリエンナーレのオフィシャルサイトを見てみると、

開催地・開催場所の魅力や個性を生かした作品 (サイトスペシフィック・ワーク) も数多く含めることによって、街を取り込んだ大規模な「現代アートの祭典」といたします。*1

とあったり、トリエンナーレと同時に開催される、BankART1929主催の"BankART Life2"のテーマも「都市に棲む」で街にリンクしていく展開を企画していたりと、アートやイベントと都市/街との関係を考える上で今回のトリエンナーレやそれを取り巻く多数のイベントは興味深い。
しかし、これらのイベントは多数開催され、場所が異なればその規模や内容も様々で混沌としている。「それが都市だ」なんて言ってもいいかもしれないが、個人的にも整理しておきたいと思い、「横浜インデックス」でざっと整理してみた。参考にしていただければと思う。