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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

大阪、神戸

建築学会の発表のため大阪に行ってました。

発表後、会場の近畿大学東大阪市)の近くには司馬遼太郎記念館が歩ける距離にあるということで訪れたが、1〜10日まで休みということで徒労だった。
その後、兵庫県立美術館(設計:安藤忠雄)を訪れる。

ここはHAT神戸というウォーターフロントの開発地区に位置する。製鉄所だかなんかの工場の遊休地だったらしい。そういうわけで大規模なマンションやオフィスがどーんと、そしてぽつぽつと建っているなんだか人工的でヒューマンスケールに程遠い、いかにもなウォーターフロントって感じ。
HAT神戸 http://www.city.kobe.jp/cityoffice/33/hat/index.html
だからか美術館も延床面積27,461㎡という大規模なものになっている。安藤さんの大規模建築にみられる大階段、京都や大阪の商業施設を思わせる内部の階段など安藤さんのボキャブラリーがここでもうかがえる。
どの建築も変わんないなという気もしているのだが、そういえば表参道のhhstyle.com CASAは良い意味で安藤さんらしく無かった。と思った。
hhstyle.com CASA http://www.hhstyle.com/cgi-bin/omc?port=33311&req=IPRODUCT&code=shop_casa


夜は新世界で串揚げを食べ、ビールを飲み、気持ちよく酔っ払ったところでスマートボール。穴に玉が入るとごろごろと玉が出てくる。なんてディープな街。
ところで通天閣はご存知の方も多いと思うが、設計は東京タワーと同一人物内藤多仲(ないとうたちゅう)である。足元を道路が抜けていたり、通天閣を軸に放射状に広がる道路など街自体に計画がなされているのがうかがえるが、新世界はその名が示すように(よく考えてみればそうだ)新たに大阪土地建物(株)によって開発された地区らしい。

うーん面白そうだな新世界。もう少し調べたいけど、ちょっと慌しいのでここで。

4日からエチオピアに行ってまいります。今回はインド・ムンバイ経由。インドではあまり時間は取れないけどアーメダバードは行きたい。パキスタンに近いジャイサルメールは手塚貴晴さんや高橋青光一さんがイイと言ってた街なので調べたが面白そうだ。行ければいいが。

何も準備ができてない。