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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

2006-09-01から1ヶ月間の記事一覧

鬼石多目的ホール

軽井沢の帰りに寄ってきた。 鬼石多目的ホール(設計:妹島和世建築設計事務所、2004年) 鬼石町(現・藤岡市)の多目的ホールのコンペが行われたときに学生だった私。コンペの内容が面白くて、結果が気になっていた。そうして採用されたのが、妹島さんの案。…

軽井沢の建築2

ついに吉村順三の「軽井沢の山荘」(1962年)を訪れる。 名作といわれるだけのことはあるなあ、と思った傑作。いろいろと建築を見て周っていると稀に心が洗われるようななんともいえない気持ちになることがあるけど、そんな数少ない建築のひとつになった。 …

軽井沢の建築1 夏の家(ペイネ美術館)

友人と軽井沢を訪れる。 * 軽井沢タリアセンの中にある美術館は、レーモンドの「夏の家」(設計:アントニン・レーモンド、1933年)を移築し美術館として再生したもの。 実現することの無かったコルビュジエの「エラズリス邸」(参考)の「パクリ」とかなん…

インゴ・マウラー展

東京オペラシティのインゴ・マウラー展へ。「光の魔術師」と謳われるデザイナー、インゴ・マウラー。 「ヤ・ヤ・ホ」が良かった。低電圧の電線をめぐらし、その間にハロゲンランプを自由に設置、移動させることができる、という作品。電線がめぐらされている…

都市デザインシステムの話

近況、メモ。 * 目黒通り沿いのCLASKAにて勉強会に参加。都市デザインシステム(UDS)の梶原文生さんの話を聞く。 都市デザインシステムは勉強会の会場であるクラスカを手がけた会社で、1992年に設立。コーポラティブハウスに関する事業を始め、2003年には…

村上隆『芸術起業論』

村上隆『芸術起業論』をさっくりと読む。さっくりと読める/読むような本。以下ところどころ引用。 芸術は社会と接触することで成立します。(p.32)新しいものや新しい概念を作り出すには、お金と時間の元手がすごくかかります。(p.32)知的な「しかけ」や「ゲ…