mezzanine

開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

2006-05-01から1ヶ月間の記事一覧

建築家の言葉01

お仲間ですから安心して申し上げますが、やっぱり建築というのはデザインだと思います。今は科学主義という名の下に、ロジックが通っていないとダメのような言い方をしますが、建築というのはそれだけじゃないんです。極端に言えば彫刻みたいなものでね。「…

八郎潟干拓地

秋田にはたった一日の滞在だったが、訪れたのは八郎潟。 google earthより。 下が同じ高さから見た(同じ縮尺の)東京湾(川崎〜都内〜袖ヶ浦あたり)。八郎潟のだいたいの大きさがわかるはず。圃場の区画がでかい。 堤防から見た中の様子。 google earthで…

建築保存論(1) 建築と情報

銀山温泉の建築郡は大正から昭和初期にできたものだという。これらの建築郡は今日にも通じる普遍的な強度(良さ)を有するからこそ、今もなお愛され、生き続けているのだろう。 そうして、今日の建築とその未来について考えてみる。今日評価される建築が将来…

山形の建築

山形と秋田を訪れた。これで、日本47都道府県全てをひととおり訪れたことになった。 * 山形市内で印象深かったのは、ポツポツと点在する蔵の存在である。これらの蔵は、 明治の大火、当時の経済政策などによる要請から盛んに建てられ、現在も三の丸遺構の外…

"BLUE LIST. 06-07"(Lonely Planet Publications)

景観と観光という流れで本書を紹介してみる。 *Lonely Planet's 2006-2007 Blue List: 618 Things to do & Places to Go (Lonely Planet's Blue List)作者: Lonely Planet Publications出版社/メーカー: Lonely Planet発売日: 2006/01/01メディア: ペーパー…

「美しい景観」と日本

日本橋の首都高移設/撤去の是非をきっかけに景観論争が起こっている(た)が、以前ここでもその流れに乗っかって少し思うところを書いた(http://d.hatena.ne.jp/ida-10/20060116)。私は景観に関する違和感について『<経済を活性化させる策>として捉えて…