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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

軽井沢の建築2

ついに吉村順三の「軽井沢の山荘」(1962年)を訪れる。

名作といわれるだけのことはあるなあ、と思った傑作。いろいろと建築を見て周っていると稀に心が洗われるようななんともいえない気持ちになることがあるけど、そんな数少ない建築のひとつになった。

聖パウロ教会(設計:アントニン・レーモンド、1935年)。
尖塔が特徴的。この近所に、吉村の軽井沢山荘を模したような建物がある。

石の教会・内村鑑三記念堂(設計:ケンドリック・バンクス・ケロッグ、1988年)。
私はカトリックでもプロテスタントでも正教徒でもないけど、軽井沢ではやたらと教会ばかり訪れた気がする。「石の教会・内村鑑三記念堂」もそのひとつで、「石」を輪切りにして間隔をおいて並べたような異色な外観をしている。「石」といっても実際はコンクリートだけど、この粗い素材感は悪くない。石の間にはガラスがはめられていてトップライトとなっている。設計者のケロッグは今まで知らなかったけど、ライトの弟子といわれると、その有機的な形態になんとなく納得してしまう。観光客も多く訪れているようで、当日は挙式も行われていた。

軽井沢には良い建築が多いと思ったが、趣味のいい施主とそれに関わる資本が落ちているということなのかどうか。