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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

等々力緑地と川崎市市民ミュージアム

所用で川崎のとどろきアリーナにいってきた。東西に長い川崎のちょうど真ん中くらいにある等々力緑地に位置し、武蔵小杉駅からタクシーでワンメーター。隣には菊竹清訓の設計した「川崎市市民ミュージアム」があるが、この美術館に一度だけ訪れたことを思い出した。この美術館はwikiによれば、利用は活発ではなく経営状態が悪いらしい。私はちょうどこの近辺に二年間住んでいたが、「菊竹清訓の設計」というお墨付きが無ければ知らなかったし、足を運びもしなかっただろう。駅からバスorタクシーというアクセスの悪さ、過剰ともいえる建築面積などは今更嘆いても仕方ないが、どうすればいいものか。
ちょっと調べてみると、川崎市教育委員会ではその改善に向けて委員会を設置し検討を行っているが、事態は想像以上に深刻なものであることが報告などからよくわかる。


話は変わるのだが、等々力といえばちょうど多摩川をはさんだ対岸あたり(東京都世田谷区)にも等々力という地名があり、この等々力緑地のある川崎の等々力と混同してしまうことがたまにあった。今になって調べてみると、かつてこの世田谷と川崎の「等々力」は同じ村だったようだ。