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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

雑記

横浜インデックス

横浜に住み始めて2年ちょっと経つ。横浜とはいっても東横線沿線なので、東京なのか横浜なのかといった、一人暮らしをするには地域アイデンティティの確立があいまいになるエリアかもしれない。とはいえ上京してから目黒区や川崎に住んでいたときも東横線沿い…

横浜うろうろ記(1)

横浜・関内あたりをうろうろした記録。何か書こうと思いつつ、まとまらなかったものをつらつらと。 石井和紘さんが設計した「同世代の橋」(1986年)。上から、相田武文さんと安藤忠雄さん。石山修武さんと伊東豊雄さん。象設計集団、長谷川逸子さんと高松伸…

久々に大阪・心斎橋へ

先日、雪の中を大阪出張。出張しても毎回梅田あたりで済んでしまうが、久々にミナミへ出向き、5年ぶりくらいに市営地下鉄に乗り心斎橋で降りる。 と、駅が!地味だがなかなか手の込んだデザインが施されていることに気付く(学生の頃は気付かなかった…)。ヴ…

十五万石の城下かな

松山から横浜へ戻った。松山ではずっと雨に降られたが、家族と会ったり、旧友や知人との親交を暖めることができてなにより。(写真は松山空港の隣にある、帝人の松山工場)

2008年

毎年一発目は地元・松山の内容から始めるようにしていたが、仕事のため帰省できず。

イスタンブルを歩く

ギョレメから夜行バスに乗り込み、再びイスタンブルへ。休憩のためにところどころで停まると、隣に座った兄ちゃんにお菓子や車内においてあるジュースを入れてもらったりなにかと親切にしていただく。バスに乗り込んで約11時間、朝焼けの中にイスタンブルの…

Cappadocia トルコ・カッパドキア

深夜、シンガポールのチャンギ空港を発ち、さらにドバイを経由してイスタンブル着。トルコでの滞在日数は長くないので、チャンギ空港でネット購入しておいた航空券でカイセリへ向かう。1時間ほどで到着し、すぐさま乗り込んだバスは荒涼としたアナトリア高原…

シンガポール チャンギ空港

会社から遅い夏休みをもらい、一週間トルコに行ってました。 * トランジットはシンガポール・チャンギ空港にて。シンガポールでの乗り換えは割と意図的に決定。 トルコ行きとなると格安航空券は大抵がモスクワ経由のアエロフロート。経験からも口コミからも…

草津温泉というスリバチ

軽井沢滞在中、お盆の軽井沢の人の多さに疲れてしまったので初の草津温泉へ。というか軽井沢は東京の植民地だ。 軽井沢から山間を走ること約70分。草津温泉は火山爆発による溶岩の窪地、そのすり鉢状の地形の中にある。草津は湯の泉質の良さや湧出量、湯もみ…

大倉山−大倉山記念館ほか

長野のことを書いている間の近況。 * 横浜・大倉山へ行く。稀に大倉山駅で降りることはあるのだが、そういえば大倉山記念館に行ったことが無いな、と思い訪れる。 大倉山記念館(旧大倉精神文化研究所、設計:長野宇平治、1937年) プレ・ヘレニズム様式。…

長野市とその周辺の建築−守屋第一ビルヂング 他

長野で泊まった旅館の玄関の脇には長野の情報誌"KURA"のバックナンバーが置いてあった。長野の旅、寺などの特集が多く、長野版『男の隠れ家』といったところか。その一つで長野県内の建築特集が組まれており*1、藤森照信らが長野県内の建築を紹介しているた…

安曇野ちひろ美術館経由長野行き

松本を後にし車を一時間ほど走らせると、安曇野ののどかな田園地帯が目の前に広がってくる。なだらかな曲面の地面の広がり。車にして良かった、と思いながらふらふらと走る。 安曇野ちひろ美術館はそんな開けたところに建っていた。 安曇野ちひろ美術館(設…

諏訪湖から松本へ

茅野からほど近くの諏訪湖で伊東豊雄の諏訪湖博物館・赤彦記念館をひやかした後、松本へ。部屋にテキトウに転がってきたCDケースを持ってきたが、中には高校の頃に聴いていたCDが入っていて、懐かしさを感じながらひた走る。 茅野から国道を通り約90分で松本…

流動化するインテリア ていうか棚のメモ

引っ越して二週間ほど経つ。引越といっても、同じ建物の、中庭をはさんだ向かい側に移っただけなのだけれど。 上京するときと合わせて、7年間で5回目の引越である。どこか一つのところに落ち着きたいという気持ちはあるのに、なぜか、こう重ねてしまう。仕事…

東北への旅―盛岡

青森、八戸を経て盛岡へ。 * 私事で恐縮だが、小学生と中学生のときに流行っていた「バーコードバトラー」の全国大会に出たことがある。東京で行われる全国大会では、地方予選を勝ち抜いた少年が集まり全国一を決めるが、大会前日のホテルでの懇親会や、誰…

東北への旅―青森

会社が終わり、夜行バスに間に合うギリギリの時間まで仕事をして東京駅へ。駅前ではところどころで夜行バスが出発を待っている。私は空港も駅も好きだが、東京駅の夜行バス乗り場もまた別な意味で好きな場所のひとつだ。日本の駅や空港、あるいはバスターミ…

一月ぶりの更新

一ヶ月も放置してしまった。会社の研修で、大学などでいう設計演習みたいなことを行っていたためで、仕事の後、深夜や休日に打ち合わせたり資料を作ったりするのはさすがに疲れた。疲れたけど不動産開発とかそういうことが少しだけ分かったのでまあよし。今…

眼鏡を買った

眼鏡購入。 今までずっと裸眼だった。しかし数年前から、夜運転するときに標識がよく見えなくて、さらにここのところどうも夜に仕事をすると目が疲れるので検査。乱視、という結果に「やっぱりなー」と思うと同時に、老いを感じてしょんぼり。 しかし誰かの…

自分の立ち位置、なんとなく恵比寿について

東京都心ではディベロッパー主体の大型再開発が盛んだが、建築界には妙にその傾向を嫌う向きがあると思う。しかし、それは東京の歴史を振り返っても珍しいことではないし、また例えばパリの美しい街並みをつくったのはディベロッパーの功績であることを考え…

DMC-LX2 LUMIX

LUMIXのDMC-LX2購入。 今まで使っていたのは、RICOHのCaplio G3 modelM。 バッテリーがすぐ無くなるようになったし、そもそも海外調査用に中古で安く購入したものだったので、そろそろ買い換えようと思い年末に検討。ちなみにその前は同じくRICOHのCaplio RR…

「白線の内側にお下がりください」

上京した頃からの素朴な疑問だが、駅のホームで「白線の内側にお下がりください」っていうのに違和感をおぼえている。内側、って線路側なんじゃないの?って。 でも考えてみたら、「人のいる側」が内側なんだろう。ホームで電車を待っているときはホームが内…

書いとこう

「はてなダイアリーブック欲しい! 」 思いつくままにブログを書いてきたけどいつの間にか3年以上経っていた。どっかでまとめておきたいなあとも思う。

tone twilight−ヘルシンキ(フィンランド)

ヘルシンキ郊外、ヘルシンキ工科大のあるエスポー(espoo)の朝。友人の住む学生寮のすぐ近くに広がる、湖のような海。太陽の昇る前の澄んだ空気と、心地よい涼しさ。摂氏+4〜6度くらいだろうか。 ヘルシンキには2日しか滞在しなかったけど、やはりという…

タリン(エストニア)

この前の続き。ヴィリニュスからまたもバスに乗って、約9時間でエストニアの首都タリンへ。 ここで大学院の同期、フィンランドに留学中のkgmsd氏(→kgmsd!!!!)と13時に会う約束をしていたので、午前中はユースホステル(Old Town Hostel)で仮眠。予定の時…

リトアニア−ヴィリニュス

バルト三国ではリトアニアのヴィリニュスとエストニアのタリンを訪れた。ポーランドのワルシャワから夜行バスに乗って約10時間のところにあるヴィリニュス(Vilnius、リトアニア)は好きな街のひとつになった。 人口は約50万人。落ち着いた街並みの続く旧…

ポーランド、バルト三国、フィンランド

一週間、ヨーロッパ旅行に行ってきました。ポーランドのワルシャワから、バルト三国(リトアニア、ラトヴィア、エストニア)を抜けてフィンランドのヘルシンキまで駆け抜ける慌しい旅。具体的には、ワルシャワ、ヴィリニュス(リトアニア)、タリン(エスト…

都市デザインシステムの話

近況、メモ。 * 目黒通り沿いのCLASKAにて勉強会に参加。都市デザインシステム(UDS)の梶原文生さんの話を聞く。 都市デザインシステムは勉強会の会場であるクラスカを手がけた会社で、1992年に設立。コーポラティブハウスに関する事業を始め、2003年には…

修善寺、新井旅館

夏。伊豆は修善寺を訪れる。修善寺は源範頼、頼家暗殺の舞台であり、江戸〜明治期からその上に温泉場としての歴史が重ねられている。修善寺の温泉街の中心あたりを歩いていると塔屋が顔を出しているのが見えたので、これはと思い訪れてみると修善寺老舗の旅…

ZAnPon

ZAnPonの描く絵が良い。たまたま入った代官山uniceでZAnPonのエキシビジョンをみる。一瞬西島大介みたいなポップな絵柄かと思い近づくとファンタジーなディテール。カンディンスキーみたいですね、というのは的をはずしているか。ともあれ、いい感じです。 d…

写真を本城直季風に加工してみる

6月19日のエントリ(http://d.hatena.ne.jp/ida-10/20060619/p2)の続き。 週末、久々に都庁にのぼって写真を撮ってみた。本城直季風のウソっぽい写真の材料にしようと思ったからだけど、高いところから見る風景というのはそれだけでウソっぽくて、人がゴミの…