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開発業者勤務(東京・仙台) → 四国松山へUターン。建築・都市・街・不動産・観光などに関するメモ。

寺山修司

25日のことだが、ユーロスペース(渋谷)で寺山修司監督の「蝶服記」「迷宮譚」「草迷宮」をみる。寺山修司の映画は天才、前衛、実験、シュール、こんな感じの単語がよく合う。例えば迷宮譚について「寺山修司映像詩」(2003)で寺山はこう記す。

「迷宮譚」はドアの映画である。この映画の中では、ドアの向こうの世界が無限に変わっていったり、映画自体がドアに写っていたりするのである。以前から私は、スクリーンは白い四角な布ではなく、ドアだと考えていた。

へぇー
それにしても、登場人物や美術がキモい。だけど、この気味悪さ無しには寺山修司の映画とはいえないし、少なくとも私にとっては大きな魅力である。
大駱駝館みたいな感じ。(参考:大駱駝館「壺中天」http://www.geocities.co.jp/Hollywood-Stage/8138/rakudakan/camel/kotyuten2001.html